三菱重工業は10日、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)の隣に新設した、国産初のジェット旅客機MRJの機体組み立て工場を報道関係者に公開した。12機を同時に組み立てられる。設備を搬入するのはこれからで、広大な空間はがらんとしている。2018年半ばの初納入に向け、今年秋に組み立て作業を始める予定だ。

 面積はナゴヤドームの半分にあたる約2・4万平方メートル。これでも手狭で、実際の製造ラインでは、工場内を1往復半移動させながら、胴体に翼、座席などを取り付けていく。部品を作業場所の近くに直接搬入するなどし、スペースを有効活用する。

 見学者用の廊下もつくった。16年度中に受け入れを始めるという。(大日向寛文)