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 広島県府中町の町立府中緑ケ丘中学3年の男子生徒(当時15)が自殺した問題で、同校は10日、全校生徒約620人を対象に真相究明を目的としたアンケートを配った。12日に卒業式を控えているため、提出期限は配布翌日の11日に設定した。町教育委員会の担当者は「この時期になり申しわけない。じっくり考えることができなければ遅れてもいいと指導している」と話している。

 生徒が自殺した昨年12月、学校は全校集会で病死として自殺を伏せていた。自殺を公表したのは今月8日で、全校生徒への調査は大幅に遅れた。

 真相究明を目的とするアンケートはA4判1枚。男子生徒の実名をあげ、この生徒が「困ったり悩んだり心配していることで何か知っていることがありますか」と、見聞きした内容を自由記述で問うている。文部科学省が示す作成例に基づき同校が作った。(根津弥)