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(11日、選抜高校野球 組み合わせ抽選会)

 釜石と小豆島の選手たちは、互いに地元への思いを胸に戦う。釜石の佐々木監督、小豆島の杉吉監督は学年は違うがともに32歳。若い2人の采配も注目だ。

 佐々木監督は相手が決まっても落ち着いていた。「毎年、3月11日を思い浮かべながらやってきた。ただ、選手には背負わせすぎないように」と気遣う。チームは冬場の走り込みで体力に磨きをかけてきた。主将の菊池智は「地元のことを考えながらくじを引きました。気持ちで負けないようにしたい」と話した。

 一方、選手宣誓をする小豆島の樋本主将も「2月はひとりスイング1万本を目標にしてきた。僕は2万本振ってきた」と意気込む。島の人口は約2万9千人(2月1日現在)。杉吉監督は「小豆島は地域で子どもを育ててくれるところ。みんなが盛り上がっている。釜石さんも私たちが想像し得ない状況を越えてきた。試合ができるのは光栄です」と対戦を心待ちにしていた。