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 打線の要を2年間担った李大浩が、大リーグ・マリナーズと契約合意――。そんなニュースが伝わったのは、キャンプ序盤の2月3日だった。だが、首脳陣に動揺が広がることはない。

 「若い選手にはチャンスが出たね」と王球団会長が期待を語れば、工藤監督も「指名打者、一塁が狙えるようになって、選手たちのモチベーションは上がっている」。日本シリーズでMVPにも輝いた強打者の移籍を前向きにとらえるところに、分厚い選手層への自信がにじんだ。

 実際、李大浩の退団は例年にない競争をチーム内に生み出している。特に、これまで顔ぶれがほぼ固定されていた外野の3枠だ。