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 プロ野球福岡ソフトバンクホークスが福岡県筑後市に建設していたファーム(2、3軍)の新本拠が15日に完成し、完工式があった。球団の王貞治会長らが出席し、若タカの飛躍を願った。19日のウエスタン・リーグ地元開幕戦は前売りが完売。地域活性化への期待は高まるばかりだ。

 新本拠「HAWKS ベースボールパーク筑後」の完工式が終わった後、王会長は記者団に「とにかく本当にすばらしい。12球団一の施設だ。地域の人たちにとっても楽しみが増えたと思う。一人でも多く応援に来てもらい、自分たちの目で若い選手の成長ぶりを見届けてほしい」と語った。

 球団によると、総工費40億~50億円で、約7万2千平方メートルの敷地にメイン球場「タマホーム スタジアム筑後」、屋内練習場やサブグラウンド、選手寮、クラブハウスなどを整備した。

 2軍の公式戦があるメイン球場は両翼約100メートルでヤフオクドーム(福岡市中央区)とほぼ同じ広さ。照明灯6基を備え、ナイターもできる。客席は3113席。この球場で広島カープと戦う19日の前売りチケットは完売、20日もほぼ完売したという。

 本拠移転をめぐっては、地域活性化を期待する福岡、佐賀、大分、熊本、長崎の5県34市町が誘致合戦を繰り広げた。筑後市は民有地を買って球団に20年間無償貸与することなどを球団に示し、2013年12月に候補地に選ばれた。市の誘致費用は土地の購入や造成など約14億6千万円にのぼるという。