[PR]

 プロ野球・巨人の野球賭博問題で、日本野球機構(NPB)調査委員会の大鶴基成委員長(弁護士)が11日、報道陣の取材に応じ、今季のプロ野球開幕(3月25日)までの全容解明は難しいとの見解を示した。現状のまま開幕を迎える可能性が高いことについて、熊崎勝彦コミッショナーは「現時点では答えられない」としている。

 大鶴委員長は、新たに関与が明らかになった高木京介投手の調査について「本人が正直に話していると思われるので、それほど時間はかからないと思う。(開幕前までに)鋭意進める」としている。しかし、内情に詳しいとみられる笠原将生・元投手(野球賭博への関与で昨年解雇)と、飲食店経営者への聞き取りは協力を得られない状況だ。委員長は「2人にコンタクトはとり続けているが、応答がない」とし、「全体像については(開幕までの報告は)とても無理ですね」と語った。笠原元投手に対しては「プロ野球に在籍し、球界にとって深刻な事態だということは一番分かっていると思う。ぜひ協力してほしい」とよびかけた。

 また、調査対象については「最初から巨人の全選手に対してと決めているわけではない。必要に応じて話を聞く」と話した。