【動画】関西電力本店周辺で原発の再稼働反対を訴える市民ら=加藤諒撮影
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 東日本大震災から5年の11日夜、脱原発を求める集会が首相官邸周辺であった。市民ら約6千人(主催者発表)が「再稼働反対」「事故は終わっていない」と訴えた。

 原発事故後、毎週金曜夜に首相官邸前で抗議行動を続ける市民団体「首都圏反原発連合」が主催し、デモはこの日で187回目。祖父母が福島県に住む津田塾大2年の溝井萌子さん(20)は「原発に頼らない社会をつくるために声を上げ続けたい」と話した。

 小泉純一郎元首相は同夜、都内であったドキュメンタリー映画「日本と原発 4年後」の上映会であいさつに立ち、「将来原発ゼロで日本経済が発展していけるよう、粘り強く脱原発運動を続けて欲しい。国民の声が政治を変える」と語った。

 大阪では午後6時すぎ、関西電力本店周辺に原発再稼働に反対する市民ら約200人が集まり「すべての原発、いますぐ廃炉」などと声をあげた。

 大津地裁が関西電力高浜原発3、4号機の運転を差し止める仮処分決定を9日に出したばかり。大阪府高石市の病院職員、阪口政雄さん(47)は「関電は仮処分決定に異議申し立てをしないでもらいたい。人間が原発を扱うのは無理だ」と話した。

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