11日のニューヨーク株式市場は、米原油先物相場の上昇を好感し、大企業で構成するダウ工業株平均が大幅に値上がりした。終値は前日より218・18ドル(1・28%)高い1万7213・31ドルと、今年の最高値をつけた。

 ニューヨーク商業取引所では、原油取引の国際的な指標となる「米国産WTI原油」の先物価格が一時、1バレル=39ドル台まで上がり、約3カ月ぶりとなる高値をつけた。原油価格の下落に伴う世界経済の先行きへの懸念が和らぎ、エネルギー関連の銘柄を中心に買い注文が広がった。

 ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より86・31ポイント(1・85%)高い4748・47で取引を終えた。(ニューヨーク=畑中徹)