広島県府中町の町立府中緑ケ丘中学校3年の男子生徒(当時15)が自殺した問題で、学校は昨年11月に私立高校受験の校長推薦の選考基準を厳格化したが、男子生徒の自殺後に一転、基準の変更を撤回。万引きなど触法行為を理由に推薦しないとされた生徒18人のうち、15人の推薦を認めた。亡くなった男子生徒を推薦できないと判断した根拠は1年時の誤記録のみだったため、撤回後の基準に照らせば推薦を受けられたはずだった。

 男子生徒は1年生の時の誤った万引き記録に基づいて「校長推薦はできない」と担任教諭に進路指導された後に自殺した。

 学校の調査報告書によると、同校は触法行為や授業態度に課題がある、欠席・遅刻が多いといった生徒は私学に推薦できないとする基準を設けていた。対象期間などは3年生の担任団が決め、触法行為は2014年度までは3年時の行為に限っていた。

 昨年5月、担任団は選考基準変更の可否について検討を始めた。

 校長推薦で入った高校で問題行動を起こし、翌年の推薦枠が取り消された過去の経験や、1年生当時に問題行動を起こした3年生が少なからずいたことから、「触法行為は絶対許されるものでなく正しい基準が必要」と、推薦の対象外とする触法行為の期間を1年時まで広げる意見が出た。一方、男子生徒の担任教諭らは「1年時に触法行為があっても、その後頑張った生徒は推薦対象にしたい」などと主張し、まとまらなかった。

 最終的に、担任団は「3年間、…

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