【動画】ソニーが「サウス・バイ・サウスウェスト」で公開した開発中の試作機=金川雄策撮影
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 ソニーは11日、開発中のウェアラブル端末などの試作機を、米テキサス州オースティンで公開した。開発の早い段階から公開して、消費者の声を商品化していく製品に反映させるという、初めての試みだ。

 この日から始まった音楽、映像、起業家たちのイベント「サウス・バイ・サウスウェスト」では、首元に載せて音楽を聴いたり、音声認識で写真を撮ったりできるウェアラブル端末を披露した。耳をふさがずに細いパイプからの伝導で音楽が聴ける新しいタイプのイヤホンや、テーブルなどの上にネットの画面を映したり、指を使って文字を書いたりできるプロジェクターなどもある。

 ソニーの国内外の技術開発拠点を結ぶ「フューチャー・ラボ・プログラム」の一環で、3月上旬に英語の専用サイトを開設した。ソニーはこれまでも開発段階の製品を公開したことはあったが、商品化が決まる前の早い段階で公開することはほとんどなかった。

 担当者は「改善点や、こんな使い方がある、といったフィードバックを広く募り、商品化に生かしたい」という。フェイスブックの専用ページやツイッターなどから、製品についての感想や意見を投稿することができる。(オースティン=宮地ゆう