加藤勝信1億総活躍相は12日、大阪府枚方市で保育園を視察。待機児童対策について「保育士の処遇改善にしっかり取り組まなければならない」と述べ、今春にまとめる「ニッポン1億総活躍プラン」に具体策を明記する考えを示した。

 枚方市の保育園は、常勤のほかパートや派遣の保育士がカバーし合うことで労働環境を改善し離職率が極めて低い。加藤氏は記者団に「(保育士の)人材確保が非常に大きなポイントだ。事情に応じて弾力的に働ける職場環境は大事だ」と指摘。保育士の処遇と併せ、雇用や労働のあり方も見直す考えを示した。

 「保育園落ちた日本死ね!!!」と題する匿名のブログをきっかけに待機児童問題が焦点となっているが、加藤氏は「地域、地域でいろんな事情がある。それぞれの地域とよく連携しながら、対応できることがあればしっかり対応したい」と述べ、待機児童の多い都市部の自治体と連携し、現行制度の運用改善を図る考えを示した。(池尻和生)