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 中国の今年1~2月の鉱工業生産が、前年の同じ時期と比べて5・4%増となり、リーマン・ショック直後の2009年1~2月以来、7年ぶりの低水準だった。昨年12月の5・9%増と比べても0・5ポイント鈍化しており、経済のエンジン役だった製造業の状況は厳しさを増している。

 中国の国家統計局が12日発表した。輸出が不振のほか、鉄鋼や石炭などで生産の低迷が続いているという。

 1~2月の小売り売上高は10・2%増となったが、伸び率は昨年12月から0・9ポイント減速した。鈍化が続いてきた固定資産投資は10・2%増となり、昨年1年間の10・0%増からは加速した。不動産への投資が上向いたことが原因とみられる。

 中国では、旧正月の連休が年によって時期が異なるため、統計数字への影響をなくす目的で、1~2月は合計で発表している。(北京=斎藤徳彦)