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 日本産科婦人科学会の子宮移植について検討してきた小委員会が「関連する学会とさらに議論が必要」とする報告をまとめたことが分かった。12日にあった理事会で報告された。

 スウェーデンのチームは2014年、子宮移植を受けた女性が出産したことを発表。その後も成功例を報告している。国内でも、先天的な病気で子宮がないために妊娠できない女性などに子宮を移植する研究が進められている。

 小委員会の報告は「まだ研究段階で、手術の技法やドナーの負担など臨床応用へのハードルがある」とし、今後、日本移植学会や日本生殖医学会などとも議論を進めていく必要があると結論づけたという。

 小委員会は昨年から約1年間、子宮移植について学会の見解を示すかどうかなどを検討していた。(合田禄)