[PR]

 中国の全国人民代表大会(全人代)で審議されている第13次5カ年計画の起草に関わった胡鞍鋼・清華大学国情研究院長が、朝日新聞の取材に応じた。胡氏は計画が掲げる環境目標に、発展の質を重視する中国の姿勢が示されたと述べた。

 胡氏は5カ年計画の起草で政府に助言した専門家委員の一人。新計画が国づくりの指標として掲げた25の主要な数値目標のうち、10項目が環境関係だと指摘し、水質などの目標が「先進国並みか、それ以上の水準であることに注目すべきだ」と強調。「我々は単なる持続的発展ではなく、後世により豊かな生態を残すことを目指している」と述べた。

 環境対策を柱に据えたのは、発展の規模やスピードの追求から質とバランスの重視にかじを切った現指導部の姿勢の表れだと説明。中国は、市場経済を導入したトウ小平氏が「黒猫でも白猫でもネズミを捕る猫がいい猫だ」と述べて以来、経済発展の道を突き進んできたが、「今後は『緑の猫』を目指す」と述べた。

 年平均6・5%以上とした今後…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

お得なシンプルコース980円が登場しました。詳しい内容はこちら

こんなニュースも