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 トルコの首都アンカラで13日夕、大きな爆発があり、トルコ政府によると、少なくとも市民ら34人が死亡し、125人が負傷した。現場は中心部の繁華街で、官庁街にも近く、厳重な警備が敷かれていた。アンカラでは昨年10月のアンカラ駅前、先月の官庁街と大規模爆発が続き、今回がこの半年で3度目。再発を防げなかった政権は、大きな打撃を受けている。

 在トルコ日本大使館によると、日本人が巻き込まれたという情報はない。

 爆発後、エルドアン大統領は声明を出し、「テロ攻撃を激しく非難する」「テロとの戦いを確実に成功に導き、テロリストを降伏させる」と強調した。ダウトオール首相は関係閣僚の緊急会合を招集。会合後、ムエッジンオール保健相は死者のうち1人もしくは2人は「自爆攻撃犯」だと述べた。

 ロイター通信によると、治安当局高官はクルド系武装組織「クルディスタン労働者党」(PKK)が関与した可能性を指摘しているという。だが14日未明時点で、いかなる団体からも犯行声明は出ていない。

 トルコのメディアによると、爆発は13日午後6時45分ごろ、アンカラ中心部クズライ地区のギュベン公園に隣接する「アタトゥルク大通り」沿いのバス停留所付近で起きた。複数の目撃証言によると、バスの後方から近づいてきた乗用車が突然爆発し、バス2台と乗用車4台が大破した。

 ギュベン公園はアンカラ市民の憩いの場で、周辺には飲食店や商店が集中。爆発時、現場周辺には多くの市民が行き交い、この日はトルコの大学入試日で、試験を終えた受験生も多かったという。また、爆発現場は約300メートル南に国民教育省と法務省、約500メートル南に最高裁判所と、国家中枢にも近接している。

 また、ロイター通信などによると、在トルコ米大使館は爆発の2日前の11日、トルコ政府に確認した情報として、「アンカラのトルコ政府の建物が攻撃される可能性がある」と、アンカラにいる米国民に注意を呼びかけていた。

 トルコでは、軍が過激派組織「…

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