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 東京都中野区の劇団員加賀谷理沙さん(当時25)殺害事件で、殺人容疑で逮捕された戸倉高広容疑者(37)=福島県矢吹町=が、警視庁の調べに容疑を認める供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。逮捕後、容疑を否認していたが、14日までに「私が殺したことに間違いありません」と話したという。

 捜査関係者によると、戸倉容疑者は逮捕された12日には「被害者については全く知りません。被害者の所に行った記憶はありませんし、殺していません」と容疑を否認していた。しかし13日になって、加賀谷さんの自宅に行き、殺害したことを認めたという。中野署捜査本部は今後、動機や手口について詳しい経緯を聞く。

 戸倉容疑者の逮捕容疑は、2015年8月25日午前0時半ごろ~翌26日午後10時ごろに、自宅マンションにいた加賀谷さんの首を圧迫して窒息死させたというもの。加賀谷さんの手から検出された他人のDNA型と、戸倉容疑者が2月中旬に任意提出したDNA型が一致しているという。

 また、加賀谷さんが最後に自宅に戻ったとされる時間の数時間前、現場近くの防犯カメラに戸倉容疑者が映っていたこともわかった。捜査関係者の説明では、加賀谷さんは8月25日午前0時半ごろ、自宅近くのコンビニエンスストアで買い物をしている様子が防犯カメラに映っており、その直後に帰宅したとみられている。同じ店の防犯カメラには、数時間前に、黒いキャップ帽をかぶり、黒の上下姿の戸倉容疑者が店内や店前の路上を歩く様子が映っていたという。