【動画】消費者庁長官らが徳島県神山町に「お試し移転」=加藤諒撮影
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 安倍政権が検討している政府機関の地方移転をめぐり、消費者庁の職員が徳島県に滞在して試験勤務する「お試し移転」が14日始まった。誘致する県側は地域活性を期待し、河野太郎消費者相は霞が関の働き方改革につなげようと前のめりだ。一方、官僚は総じて冷静を装う。激しく抵抗しない事情があるという。

 「徳島の取り組みを肌で感じていただき、消費者行政のさらなる飛躍、その延長線として消費者庁のみなさまが徳島にお越しいただきたい」。14日朝に始まった実証実験はテレビ会議を通じた飯泉嘉門・徳島県知事のあいさつで始まった。山あいにある神山町に設けられたオフィスにいた消費者庁の板東久美子長官は「(テレワークなどの働き方は)霞が関全体として取り組まなければいけない方向性だと思っている」と応じた。初日は庁内LANの通信が数回切れるなどしたが大きなトラブルはなく終わった。

 滞在するのは、長官以外は若手を中心にした9人。約500人いる庁内職員のごく一部に過ぎない。期間は4日間で、行う業務も県内で行われている消費者行政や移転候補施設の視察、テレビ会議といった通信環境の確認にとどまる。

 それでも徳島側の期待が高いの…

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