広島県府中町の町立府中緑ケ丘中学校3年の男子生徒(当時15)が自殺した問題で、広島県教育委員会の下崎邦明教育長は14日の会見で、学校がまとめた調査報告書は「原因の分析が十分でなく、再発防止につながらない」と批判した。報告書に県教委の指摘が反映されないまま、遺族に渡されたという。

 下崎教育長は情報管理や進路指導など学校の態勢に問題があったとし、報告書は「表面的な分析」と批判。「なぜ現在の態勢になったのか分析をしないと改善できない」と話した。

 県教委は昨年12月の男子生徒の自殺後、町教委に指導・助言し、随時報告を受けており、その都度「分析が甘い」と伝えてきたという。だが学校は2月29日付で報告書を完成させ、遺族に渡していた。

 1年時の触法行為でも私立高校…

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