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 ミャンマー国会は15日、全議員の投票による大統領選挙を行い、昨年11月の総選挙で大勝した国民民主連盟(NLD)のアウンサンスーチー党首の側近で財団幹部のティンチョー氏(69)を大統領に選出した。ティンチョー氏はテインセイン現大統領の任期が満了する30日に就任予定だ。

 国軍が政治の実権を握ってきたミャンマーで、民主的な手続きを経て軍出身者でない人物が国家指導者に選出されたのは56年ぶり。今後はティンチョー氏を中心とする新政権の閣僚人事が焦点になる。

 大統領は議員でなくても就任でき、上下院の民選議員団と議席の4分の1を占める軍人議員団が1人ずつ、計3人の候補を立て投票で選ぶ。敗れた2人は副大統領になる。

 今回、最多票を得たティンチョー氏は下院の選出。上院候補のヘンリーバンティーユ上院議員(57)=NLD所属=と軍人議員団選出のヤンゴン管区首席大臣のミンスエ氏(64)が副大統領に就くことになった。(ネピドー=五十嵐誠)

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