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 プロ野球・巨人は15日、野球賭博に関する一連の問題に絡み、全国高校野球選手権大会の試合結果に対し、複数の巨人選手が金銭をやりとりしていたことについて、週刊文春(3月24日号)の取材を受けたことを明らかにし、「同誌の記事は事実でないと考えている」と反論した。

 球団の説明では、同誌編集部から取材を受けたのは前日14日。笠原将生・元投手(野球賭博で契約解除)の野球賭博の相手だった飲食店経営者がこの行為に加わっていたとし、これが野球協約で禁じている「野球賭博常習者との交際」にあたるとの指摘を受けたという。

 同球団は、この飲食店経営者が高校野球の結果を対象とした金銭のやりとりに参加していたことを選手たちが認識していないと反論。さらに、日本野球機構(NPB)が「選手本人に相手が『野球賭博常習者』であるとの認識がない場合は、野球協約で禁じた交際にはあたらない」と示していると主張し、「野球協約上の問題は一切生じない」としている。

 昨秋の球団の内部調査によると、チーム内では全国高校野球選手権大会などの際に1口5千円~1万円を払い、くじで引いた高校の成績によって賞金を分配する遊びを行っていたことが判明。11月に公表していた。「NPBの調査委員会も、くじ引きは賭博のような予想を伴わない『非予想型』であるため賭博行為にはあたらない」としている。