【動画】人気のレトロな自動販売機の中を見せてもらった=二宮俊彦撮影
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 「日本一自販機コーナー」。山口県岩国市の国道187号沿いに、そんな看板を掲げた一角がある。ひときわ人気を集めているのが、うどんとラーメンの自動販売機。350円を入れると25秒でプラスチックの容器に入って熱々で出てくる。人気の秘密を探った。

 岩国市美川町南桑の「観音茶屋」。「茶屋」とはいっても、自販機が並ぶのみで店舗はない。その中に古めかしい1台が鎮座し、ボタンは肉うどんとラーメンの2種類。

 うどんには肉、かまぼこ。ラーメンにはチャーシューも。軽トラックでやって来た市内の男性(57)は「この道を通ると食べたくなる。30年以上前から食べているけど飽きないね」。

 「茶屋」を営むのは、島根県益田市の田中健一さん(67)。自販機コーナーは40年以上前からあり、1997年に引き継いだ。

 機械の内部をのぞかせてもらった。らせん状の枠にうどんとラーメンが入った器が並ぶ。田中さんと近所の主婦が交代で1日2回、自販機裏の調理室で作って器に入れ、自販機にセットする。機械の中は室温4度に保たれ、「注文」が入ると器が移動し、約95度の熱湯で2回湯通しされ、出し汁が注がれる仕組みだ。

 牛肉の煮込みやチャーシューは手作り。田中さんは「機械だけど独特の味は守りたいからね」と話す。

 常連客が多いが、最近はレトロ…

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