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 全日本柔道連盟の山下泰裕強化委員長は16日、リオデジャネイロ五輪の日本代表を選考する強化委員会を、報道陣に公開すると発表した。五輪代表を決める競技団体の会議が公開されるのは異例で、選考過程の透明化を図るのが狙い。

 強化委は、男女各7階級の代表計14人のうち、最重量級を除く12人を決める全日本選抜体重別選手権(4月2、3日)の後と、女子78キロ超級の代表を決める全日本女子選手権(同17日)後、男子100キロ超級の代表を決める全日本選手権(同29日)後の計3回開催する。国際大会の結果や世界ランク、2014年度に導入された国内ポイントを基準に、男女両監督やコーチ、強化委員で話し合う。

 会議の公開は山下氏の発案で、昨年の世界選手権代表を選んだ際に初めて実施した。今回も透明性を担保しつつ、首脳陣と選手、選手の所属先の信頼を損なわぬよう、報道側には一定の取材実績がある記者があたることや、報じる際には発言者を匿名にすることなどが求められた。

 山下氏は「柔道が公開すれば色々なスポーツで代表選考の過程が透明になるんじゃないか」。また私案として、階級で突出した力を持つ選手については早めに内定を出すなど「望ましい形の選考を今後考えていく必要がある」と語った。

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 ▼登録人口3千人減 全日本柔道連盟(全柔連)は16日の理事会で、今年度の競技登録人口は、前年度から3290人減って16万1211人になったと報告した。高校生が1443人減るなどした。