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 雪の下で越冬させ、糖度を増した「ひるがの高原春まちにんじん」が、岐阜県郡上市で収穫の最盛期を迎えている。標高約千メートルの高原にある農業生産法人「ひるがのラファノス」の畑には、雪の下から掘り出されたニンジンが並んでいた。

 同法人の奥村照彦社長によると、冬季の収入源を増やそうと10年ほど前から生産を始めた。低温下では、デンプンが凍りにくい糖に変わるという特性を生かした。奥村さんは「今年は雪が少なかったが冷え込みは厳しく、例年並みの甘さに仕上がった」と話している。(細川卓)