[PR]

 滋賀県東近江市の「東近江大凧(おおだこ)まつり」で昨年5月、重さ約700キロのたこが落下し、観客7人が死傷した事故で、県警は17日、東近江大凧保存会の男性役員(55)と市職員2人の計3人を、業務上過失致死傷の疑いで書類送検し、発表した。

 まつりは昨年5月31日、保存会や市などでつくる実行委員会が開催。大だこがバランスを崩して落下し、近くにいた堺市の男性(当時73)が死亡、当時7~78歳の3人が重軽傷を負った。

 捜査関係者によると、書類送検されたのは、たこを揚げる判断をした保存会の男性役員のほか、会場規制の責任者の市観光物産課の男性職員(43)と警備担当の市防災危機管理課の男性職員(36)。

 市職員2人は、警備員らに規制線を引くことを徹底しなかったり、怠ったりし、保存会役員は、危険とされる区域に観客がいたのに、たこを揚げるよう指示したなどとして、3人の過失責任が問えると判断した。