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 米アップル社に部品を供給していた日本の精密部品メーカー「島野製作所」(東京都)が、特許を侵害されたとしてアップル社に約6億7千万円の損害賠償とノートパソコンなどの販売差し止めを求めた訴訟で、東京地裁(長谷川浩二裁判長)は17日、島野製作所の請求を棄却する判決を言い渡した。

 島野製作所は、アップル社のパソコンの電源アダプターに使われている特殊なピンが、特許を侵害したと主張。アップル社は「ピンを共同開発したのに、島野製作所が勝手に特許を取った」と反論していた。

 この部品をめぐっては、アップル社から部品の値下げを強いられたとして、島野製作所が約100億円の損害賠償を求める別の訴訟も起こしている。この訴訟では日本の裁判所で審理できるかがまず争われ、東京地裁が今年2月、「審理できる」と判断している。