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 金融庁などは17日、振り込め詐欺などに使われた口座にあったお金を元にした奨学金を、これまでの貸与方式から返済の必要がない給付方式に改めることを決めた。犯罪被害者の子どもが対象で、大学に進学した場合、一時金30万円と月々5万円が支給される。過去に借りた人の返済も免除する。犯罪に使われ、凍結された口座の残高のうち被害者に返せなかった分が原資で、2014年度は約5.7億円あった。奨学金制度は13年度に始まり、年200~300人の利用を見込んでいたが、返済の負担が大きいことなどから60人程度にとどまっていた。