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 米大統領選の民主党候補者指名争いで、15日に行われたミズーリ州予備選は、クリントン前国務長官(68)の勝利が確実となった。開票結果は約1500票の僅差(きんさ)だったが、サンダース上院議員(74)が敗北を認めたことで勝敗が決まった。両氏の大激戦で15日には決着がつかず、勝者が決まらない状態が続いていた。

 17日になってサンダース氏が再集計を求めず、敗北を認める考えを明らかにした。同氏はAP通信の取材に対し、再集計には別途予算がかかるため、「ミズーリ州の納税者がいくらかでも節約できるようにしたい」と語った。

 これで15日に5州で実施された民主党の予備選は、同州とイリノイ州で大接戦となったものの、すべてクリントン氏が勝利した。

 ミズーリ州では共和党も、不動産王トランプ氏とクルーズ上院議員の大接戦になった。わずか約1700票差と集計され、勝者は決まっていない。(ワシントン=佐藤武嗣)