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 愛知県瀬戸市の海上(かいしょ)の森の隣で無許可伐採により太陽光発電施設が設置された問題で、県は18日、施設を造ったフジ建設(名古屋市)に「是正計画書」を4月28日までに提出するよう指導した。法令の基準を満たす土砂流出の防止措置や、一定の緑地確保を計画に明記するよう求めた。

 敷地内で排水路や沈砂池を整備する計画の提出に加え、過去に有害物質を扱ったかどうかの早期報告も指導。文化財保護法上の届け出をせずに掘削し埋蔵遺跡を壊したことに関しては、工事に至った経緯と再発防止策を今月25日までに報告するよう求めた。

 同社は瀬戸市から2013年に中止勧告を受けながら発電施設を設置し、今年2月に発覚。県の立ち入り調査で、森林法や砂防関連の条例による許可、土壌汚染対策法での届け出が必要な面積を上回る2・35ヘクタールを、同社が県に無許可、無届けで開発したことがわかった。室町期とみられる遺跡「大平(おおだいら)窯跡(かまあと)」を壊したことも確認されている。