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 広島県東広島市の山陽自動車道下り線八本松トンネル(全長844メートル)で2人が死亡、67人が負傷した多重事故で、県警は18日、埼玉県越谷市のトラック運転手皆見成導(みなみなりみち)容疑者(33)を、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。県警は容疑者のトラックが渋滞の車列に突っ込んだとみて原因を調べている。

 皆見容疑者は「ぶつかってから、自分の車と前の車から火が上がった。車を降りて避難していたところを救助された」などとする趣旨の話をしているという。

 広島県警によると、皆見容疑者は17日午前7時25分ごろ、トンネル内の2車線のうち左側の走行車線で中型トラックを運転。渋滞の列にいた同県竹原市の丸岡節枝(せつえ)さん(65)運転の軽乗用車などに次々と衝突し、丸岡さんら2人を死亡させた疑いがある。また県警は、身元不明だったもう1人の遺体が、東広島市の会社員今塩屋(いましおや)明宏さん(34)と判明したと発表した。

 トラックはその後、右側の追い越し車線に入り、追突した今塩屋さんの乗用車を押し出すように走行。前方にいた別のトラックとの間に、この乗用車を挟む形で止まり、3台とも全焼した。捜査関係者は「容疑者のトラックが衝突を続けた走行距離は200メートルに達するのでは」と話している。

 当時、3時間ほど前に約5キロ…

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