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 広島県府中町の町立府中緑ケ丘中学校3年の男子生徒(当時15)が自殺した問題で、同校は18日夜、2度目の保護者説明会を開いた。坂元弘校長らは今後の学校運営の方針を説明したが、出席した約240人の保護者からは「具体性がない」などと不満の声が上がった。

 説明会は報道陣に非公開で行われた。終了後に会見した坂元校長らによると、万引きなどの触法行為が1度でもあれば私立高校への推薦をしないとしていた基準について「機械的に当てはめるのでなく、一人ひとりを見て推薦を決めるようにしたい」と改めていくことを説明。今月末に定年退職する坂元校長は「大きな責任を感じている。年度末までにできることをやって引き継ぐ」と述べた。

 担任教諭は体調不良を理由に前回に続き欠席した。他の3年の学年担当の教員らは「子どもを見て指導しているつもりだった」「保護者に信頼していただけるようにしたい」と反省の思いを述べた。

 説明会は保護者からの質問が途切れず、予定を約1時間超え午後9時ごろまで続いた。1年女子の父親(47)は「特に新しい話はなかった。何をどう改善したいのかよくわからなかった」と話した。