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(19日、大相撲春場所7日目)

 角界最強といわれる立ち合いにいつもの鋭さはなかった。得意の左を差せず、もろ差しを許す。土俵際まで押し込まれ、両足が俵にかかった。流れは悪い。それでも、琴奨菊は冷静さを失ってはいなかった。

 「しっかりと(自分の)ひざが曲がっていたし、圧力が(相手に)伝わっているのが分かった」。一気に押してきた豊ノ島を左からいなすと体が泳いだ。その瞬間を見逃さず、突き落としで逆転した。

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