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 日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)に今月28日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊が新たに配備される。台頭する中国を意識した「南西諸島の防衛強化」の先駆けとして、自衛隊員約150人が常駐する。島では今、準備が最終段階にさしかかっている。

 与那国空港から伸びる一本道を車で進むと、真新しい2階建ての建物が現れる。白い外壁に赤瓦の屋根が映える。「与那国沿岸監視隊(仮称)」として駐屯する自衛隊員たちが、その家族94人とともに住むことになる宿舎の一つだ。

 人口1500人に満たない離島には、コンビニエンスストアがない。島内を走るタクシーは3台だけ。隊員たちはどんな思いを抱き、着任するのか。1年前から常駐する「準備隊」の隊員数人に尋ねたが、「今は個人的な感情を言えない」と口をそろえた。

 「命をかけて来てくれている」。彼らの胸の内を、誘致を進めてきた町議は推し量る。島の居酒屋で幹部クラスの一人から、「自衛隊の一員となった証しとして、国防の最前線に立ちたい」と聞いたのだという。

 やっと口を開いてくれた、島で部隊配置の作業に携わる自衛官はこう漏らした。「離島防衛の第一歩。こけられない」。足場のない土地への手探りの配備――。駐屯する側と受け入れる側、双方の「今」を追った。

 与那国島は、周囲約28キロの…

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