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(20日、オープン戦 中日1―1ロッテ)

 「やっぱりここで投げたいと改めて思った」。およそ1年半ぶりに本拠ナゴヤドームで登板し、1回を無失点に抑えた中日の岩瀬がしみじみと言った。

 九回に投手交代のアナウンスが流れると、大きな拍手がドームを包む。左ひじの違和感を訴えた2014年8月6日の広島戦以来の地元のマウンドだ。先頭の角中を遊ゴロ。井上には四球を与えたが、三木は一ゴロ併殺。13球でオープン戦の初登板を終えた。

 故障からの復活をめざして順調に過ごしていたキャンプ終盤にインフルエンザで離脱した。再び調整を余儀なくされた41歳は、「ここまで実戦から遠くなるとは思わなかった」。

 最速は133キロで万全とは言えず、谷繁監督は「もう少し調整が必要。段階を踏んでから」と開幕1軍はないことを示唆。岩瀬も、「最低限130キロ台後半は欲しい」。それでも、「去年と違って、今は投げられている。あとはいかにいい状態に持って行けるか」。公式戦の1軍マウンドへ、道筋は見えてきた。(上山浩也)