[PR]

(20日、オープン戦 阪神4―2オリックス)

 内角寄りの142キロをとらえた後、バットが背中につくほど大きなフォロースルー。オリックス新人・吉田正(青学大)にとっての「理想に近いスイング」だった。三回、京セラドームの右翼5階席前にある広告まで特大弾をかっ飛ばした。

 前日、1軍に呼ばれたばかり。1月の新人合同自主トレで左足を痛め、2月のキャンプは打撃練習で張り切りすぎて、右脇腹に張りが出た。1軍で練習したのは1日だけだった。

 2軍にいる間、プロ入りした同世代が気になっていた。中でもオープン戦で打率3割台の阪神・高山(明大)はその代表格。「自分も早く1軍で活躍したいと思っていた」と吉田正。高山が第2打席で放った適時打を左翼で捕球し、「追い込まれてから逆方向を意識してしぶとい。見習うところがある」と感じた。

 お互いについて高山は「同級生が頑張っているのはうれしい。でも僕は僕で精いっぱい」、吉田正は「刺激になるし、負けられない」。ドラフト1位同士、開幕1軍をつかむためのアピールが続く。(井上翔太

こんなニュースも