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 広島県東広島市の山陽自動車道「八本松トンネル」で2人が死亡、67人が負傷した多重事故で、県警は20日、運送会社ゴーイチマルエキスライン(埼玉県川口市)のトラック運転手、皆見成導(みなみなりみち)容疑者(33)=同県越谷市=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで送検した。捜査関係者によると、トラックは時速70キロ以上で車列に突っ込んだ可能性が高いという。

 県警によると事故当時、トンネル内には渋滞で53台の車があった。トラックが最初に接触した乗用車のドライブレコーダーを県警が調べたところ、衝突直前からの事故の様子が撮影されていた。その映像や巻き込まれた車の損傷状況などから衝突直前の時速は70キロ以上とみられるという。

 県警は今後、別の車のドライブレコーダーの解析も進め、トラックの速度や走行状況を詳しく調べる。