【動画】滑走路上で動けなくなった小型機=高橋伸竹撮影
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 21日午後1時20分ごろ、鹿児島空港(鹿児島県霧島市)の滑走路で、着陸した小型機(シーラスSR22)が前脚を損傷し、前のめりの状態で動けなくなった。国土交通省鹿児島空港事務所によると、乗っていた5人にけがはないという。国交省は、深刻な事故につながりかねない「重大インシデント」と判断。運輸安全委員会は22日に航空事故調査官を派遣する。

 空港事務所によると、個人所有のプロペラ機で、最大定員は5人。長崎空港を午後0時45分ごろ離陸して30分あまり飛行。鹿児島空港に着陸した際、滑走路上で立ち往生した。前脚が折れ、プロペラも壊れた。

 滑走路は直後から約4時間半閉鎖され、同空港発着の約60便が欠航。3連休の最終日とあって、空港カウンターは予約をキャンセルしたり取り直したりする人たちでごった返した。航空各社の職員は、運航の見通しや新幹線への乗り換えなどの説明に追われた。

 息子夫婦と鹿児島県指宿市から奈良県宇陀(うだ)市に帰る予定だった訪問看護職の女性(72)は、大阪・伊丹行きの便の欠航を受け「22日は仕事の予定が入っている。新幹線もいっぱいと言うし」と困惑していた。

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