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 北朝鮮は21日、日本時間の午後3時19分から同4時5分にかけ、東岸の咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸興(ハムン)南方20キロの地点から日本海に向け、短距離の発射体5発を次々に発射した。韓国軍合同参謀本部が発表した。5発はいずれも約200キロ飛行し、日本海に落下した。短距離弾道ミサイルのスカッドか、新型の300ミリ多連装ロケットの可能性があるという。

 北朝鮮は今月に入り、スカッドやノドン中距離弾道ミサイルなど、4回にわたって計15発を発射している。今月7日から米韓合同軍事演習が続くなか、核・ミサイル開発の脅威を引き続き印象づける狙いがあるとみられる。

 一方、米韓両国は21日、ソウルで対北朝鮮制裁をめぐる高官協議を行った。米国のソン・キム北朝鮮政策特別代表、韓国の金烘均(キムホンギュン)朝鮮半島平和交渉本部長らが出席した。両国は核開発の継続を強調する北朝鮮に対し、対話よりも制裁を重視した政策を維持する姿勢をアピールした。

 ソン・キム氏ら米代表団は、北朝鮮との交流が盛んなベトナムや、多くの北朝鮮船舶が便宜置籍しているカンボジアも訪れる。(ソウル=牧野愛博)