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 認知症の男性(当時91)が列車にはねられて死亡した事故をめぐり、JR東海から損害賠償を求められて勝訴した長男(65)=愛知県大府市在住=が、朝日新聞のインタビュー取材に応じた。「家族に賠償責任はない」とした1日の最高裁判決を「裁判官一人ひとりが、介護する家族に向き合ってくれた」と振り返った。

 事故から8年余り。大企業を相手に闘った。「最初は勝ち目もないと思い、孤独でした」。家族や親戚にも「肩身が狭い」「うわさになる」と反対された。列車の遅れで多くの人に迷惑をかけたことは痛感していた。二審で男性の妻(93)に約360万円の賠償を命じられた後、「もうやめようか」と迷った。

 「ひとごととは思えない。応援しています」「在宅介護を続ける人たちのために頑張って」――。そんな手紙やメールが全国から届いた。似たような事故で、鉄道会社に賠償金を支払った人からの励ましもあった。「家族を介護する、日本中の人の思いを背負い、ここでやめられないと思いました」(斉藤佑介、市川美亜子)

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