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 2005年に起きた栃木県今市市(現日光市)の小1女児殺害事件で、殺人罪に問われた無職勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判は22日、宇都宮地裁で結審した。検察側は「ゆがんだ性的欲望を満たすための身勝手な犯行で、強烈な非難に値する」と無期懲役を求刑。弁護側は「被告の自白は客観的証拠と矛盾し、自白を除く証拠はない」と無罪を主張した。判決は31日に言い渡される。

 被告は14年1月に商標法違反容疑で逮捕され、同年6月に殺人容疑で再逮捕された。この日の最終陳述で「私は殺していません。いわれのない罪で、(逮捕されてから)2年もぶちこまれることをした覚えはない」と涙ながらに訴えた。

 一方、女児の父親と祖母の意見陳述もあり、代理人の弁護士が「死刑になって被告が楽になることすら許せない。罪を背負い続けることを望む」と代読した。

 検察側の主張によると、被告は05年12月1日午後、下校途中の女児を車に乗せて栃木県鹿沼市の自宅に連れて行き、わいせつな行為をした後、同日深夜に車で茨城県常陸大宮市の林道へ移動。2日午前4時ごろ、ナイフで女児の胸などを多数回刺して殺害したうえ遺体を捨てた、とされる。

 被告は殺人容疑で逮捕された後、検事の取り調べで殺害などを認める調書にサインした。裁判官3人の合議で、この調書は自らの意思によるもので任意性があると判断し、証拠として採用した。だが、凶器や女児の遺留品、被告のDNA型などの客観的証拠は見つかっておらず、裁判官と裁判員の評議では、被告の自白が信用できるかどうかの判断が大きな焦点となる。

 検察側はこの日の論告で、「被…

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