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 兵庫県赤穂市の民家で2月、住人の男性(当時69)と妻(同64)が殺害されているのが見つかった事件で、神戸家裁姫路支部は22日、殺人の非行内容で家裁送致された同居の孫で養子の会社員少年(19)について、検察官送致(逆送)とする処分を決めた。

 決定によると、少年は2月3日夜、自宅で夫婦をハンマーで殴ったり包丁で刺したりして殺害したとされる。藤原美弥子裁判長は、自由に使える小遣いが十分でないことなどから夫婦に不満を募らせ、短絡的に犯行に及んだ可能性があると指摘。そのうえで「強固な殺意に基づき、無抵抗の夫婦を立て続けに殺害した悪質な事件。刑事処分以外の措置が相当とは認められない」と判断した。