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 伊勢湾台風を超える超大型台風が名古屋周辺に上陸した場合、最大で2400人の死者が出るとの想定を国土交通省中部地方整備局などがまとめた。浸水面積は、海抜ゼロメートル地帯が広がる濃尾平野を中心に約490平方キロ、避難が必要な人も約110万人にのぼる。

 温暖化の影響で超大型台風の発生の可能性は高まっているとして、中部地整と自治体が協議会を作り、想定をまとめた。上陸時の最低気圧を記録した室戸台風級の名古屋上陸を想定。高潮被害に加え、庄内、木曽、長良、揖斐の4河川の堤防が決壊した場合、浸水区域は名古屋市や岐阜県海津市、三重県桑名市などに及ぶ。

 死者数は、浸水区域の人口や高齢者の割合をもとに算出した。2400人は事前に避難しなかった場合で、中部地整の担当者は「道路や鉄道が浸水する前に逃げるなど、適切な行動を取れば、大幅に減らせる」と強調する。

 経済被害は、住宅や工場の破損…

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