[PR]

 岩手県は22日の県議会環境福祉委員会で、「いわて県民情報交流センター」(アイーナ)の指定管理者が入館者数を意図的に増やしていたと報告した。

 県若者女性協働推進室によると、スタッフの指示でアルバイトが1月23日、入場者カウンターがある3階で出入りを繰り返していた。利用者の通報を受けた県が確認したところ、2010年度から今年度まで計2380人程度の入館者を水増ししていたという。

 管理者側は、入館者数の実績が評価につながると思い込んでいたが、県は入館者の目標を求めていない。

 指定管理者はNTTファシリティーズ、東北博報堂、鹿島建物総合管理、県ビル管理事業協同組合の4者でつくる「結(ゆい)グループ」。広報担当者は取材に対し、「県の改善命令を受けて再発防止に努めたい」と答えた。県は今年度の指定管理料を約190万円減額することを決めた。(寺沢尚晃)