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 新潟市立亀田中学校(同市江南区)が、今年度と昨年度の卒業生に渡した卒業証書計約360枚を回収していることが分かった。証書の左上に押すべき「割り印」を忘れたという。今年度の卒業生の保護者から18日に「割り印がない」との電話を受け、昨年度分も押していないことに気づいた。

 同校が22日、朝日新聞の取材に答えた。担任教諭らに作成を任せていたが、管理職が点検していなかったことが原因という。小島寛幸教頭は「生徒や保護者に迷惑をかけて申し訳ない。今後は態勢を見直したい」と話した。

 割り印は、正規の証書であることを証明するためのもの。同校では、「契」という字が刻まれた楕円(だえん)形の印を、校内で保管する「卒業証書授与台帳」と証書に半分ずつ割れるように押している。市教育委員会の説明では、証書に学校印や校長印は押されているため、卒業証明書の発行などの手続きには問題なく使えるという。(森下裕介)