神奈川県教育委員会は22日、1年前にあった2015年度の県立高校の入学試験で、学力検査に採点ミスがあり、本来は合格だった受験生2人を不合格としていたと発表した。不合格となった2人は別の高校に在学しており、今後、合格だった高校への転入を希望するかを確認するという。転入の有無に関わらず、学費の差額が生じた場合は県が負担するという。

 県教委によると、学力検査があった県内139校のうち、71校の受験生188人分で採点ミスが見つかった。得点の足し上げや、記述式設問の中間点の与え方などで多数誤りがあった。

 2月中旬にあった16年度の学力検査について、受験生から今月上旬に答案用紙の開示請求があり、県内全県立高校の答案用紙を再点検したところ、88校で330人の受験生に採点ミスが発覚。合格だった2人の受験生を不合格としたことがわかり、改めて合格にした。このため、答案用紙が保管されている15年度分も調べていた。