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 東京都中野区は22日、JR中野駅北口の区役所・サンプラザ地区の再整備実施方針案を発表した。区庁舎や文化複合施設「中野サンプラザ」を解体し、最大1万人収容のアリーナを備えた集客施設を設ける。オフィスやホテル、マンションが入る複合施設も整備し、2025年度の完成をめざす。

 案の検討や調整に協力する民間事業者を4月以降公募し、17年度に事業計画としてまとめる。区庁舎やサンプラザの解体は22年度になる見込みだ。施設の名称は未定だが、田中大輔区長は記者会見で「中野の象徴として定着した『サンプラザ』への区民の思いを大事にしつつ検討したい」と話した。

 区庁舎は、老朽化で取り壊される中野体育館の跡地(現庁舎北側)への移転が決まっている。同日発表された平和の森公園(新井3丁目)の再整備基本計画素案では、約1ヘクタールの未開園区域に新たな体育館を建て、国家公務員宿舎跡地も小広場に整備するなどで、広さが6・8ヘクタールになる。帰宅困難者の一時滞在など防災拠点としても活用する。17年度に着工し、19年度に全面開園の見通しだ。(西本ゆか)