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 福岡県朝倉市の路上で1月、男性をビール瓶で殴るなどし、けがを負わせたとして、傷害罪に問われた指定暴力団山口組系組員の加峰昇(30)と木下俊明(24)両被告の判決が22日、福岡地裁であった。井野憲司裁判官は「深刻な暴力団抗争の引き金となりかねない類いの犯行」として懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 判決などによると、2人は1月9日午前1時半ごろ、朝倉市甘木の路上で、対立する神戸山口組系の組長の知人の男性をビール瓶で殴るなどし、頭などにけがを負わせた。

 事件直後には福岡市の山口組系組事務所に火炎瓶が投げ込まれ、神戸山口組系組長らが逮捕、起訴された。福岡県警は傷害事件の報復とみている。

 昨夏に山口組が分裂し神戸山口組が結成されて以降、両団体が衝突する事件が全国で相次いでいる。(張守男)