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 三重県議会は22日、鈴木英敬知事が給与を大幅カットし「日本一給与の安い知事」とPRしてきた条例の廃止案を賛成多数で可決した。1386万円だった年収は2165万円となり、4月以降は全国の知事の中で20位台に浮上する。

 鈴木知事は2011年4月に給与削減を公約し初当選。月給3割、ボーナス5割のカットと、1期4年勤めると3624万円出る退職手当も支給されないという特例条例を自ら提出し、同6月に可決された。ただその後、県特別職報酬等審議会が「県条例で定める(本来の)額を受け取るべきだ」と答申していた。

 鈴木知事は22日の記者会見で、給与削減は「東日本大震災の復興支援と県内防災対策の財源捻出のためだった」と説明。県議会からも見直すべきだという意見があったとし、「仕事で成果を出し県民に応えることが大事だ」と話した。