[PR]

 京都や大阪、兵庫で起きた青酸化合物による連続不審死事件で、殺人3件と強盗殺人未遂1件の罪に問われた筧(かけひ)千佐子被告(69)=京都府向日(むこう)市=の弁護団は、最後に起訴された兵庫県伊丹市の日置稔さん(死亡時75)に対する殺人罪についても無罪を主張する方針を固めた。裁判員裁判の争点を絞り込む検察側との協議が23日、京都地裁であり、検察の立証予定に反論する書面を出した。

 千佐子被告は2013年9月、内縁関係にあった日置さんに伊丹市のレストランで青酸化合物を飲ませ、殺害したとして起訴されている。この前後の3事件についても弁護団は起訴内容を全面的に争うことをすでに決めており、事件ごとに詳細な反論を予定している。検察側との協議は長引くとみられ、裁判が始まる時期は見通せない。(米田優人)