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 虐待を受けていると警察が昨年、児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもは3万7020人(前年比28%増)で、統計が残る2004年から11年連続で増え、初めて3万人を超えた。警察庁が24日、発表した。警察庁は、増加の理由を、積極的な通報や警察が取り組みを強化したためとみている。

 最も多かったのは、包丁を向けて脅したりライターの火を向けて怒鳴ったりする「心理的虐待」で2万4159人(同41%増)。このうち、親が子どもの前で配偶者やパートナーに暴力を振るう「面前DV」が1万6807人(同44%増)で、大半を占めた。

 「身体的虐待」は8259人(同7%増)、「育児放棄(ネグレクト)」は4431人(同14%増)、「性的虐待」は171人(同3%減)だった。