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 関西、大阪(伊丹)両空港の運営が4月1日、オリックスと仏空港運営大手バンシ・エアポートなどが出資する「関西エアポート」に移る。国内空港の民営化の試金石とされる運営権売却により、西日本の玄関口はどう変わるのか。バンシが運営に携わる空港でヒントを探った。

 世界遺産アンコールワットへの玄関口、カンボジア・シエムレアプ空港。入国審査場では、アンコールワットの精巧な模型やアンコールトムの人面像の模型が迎える。殺風景な雰囲気が一般的な入国審査場と違い、高い天井が開放感をもたらす。ノルウェー人のカーリー・ホルメンさん(67)は「観光ビザ取得も入国審査も早く、とても快適だった」と話した。

 欧州など世界で空港運営に携わるバンシが「原点」と位置づけるのがカンボジアだ。「シエムレアプの旅客の9割以上が観光で、ほぼ100%がアンコールワット目当て。旅客の気分を高め、かつスムーズに動いてもらう設計にしている」と担当者は説明する。

 同空港の旅客は昨年約330万…

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